グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

改憲教

たしかに9条9条と繰り返すばかりの人たちが宗教的であることに異論は無いが、僕が思うに、憲法を改正改正しなければならない!と頑張っている人の方もそれに劣らず宗教的だと思う。つまり、憲法改憲すべき、という結論ありきで、改憲した場合のメリットとデメリットを考慮した上で改憲を選択しているようにはとても思えないのである。ものごとにはメリットとデメリットの両方あるのが世の常だが、デメリットを一切無視してメリットばかり並び立てるのならば、それは信仰にほかならない。その上、改憲派がいう憲法を改正することのメリットというのも全然わからない。日本の軍事力を強化したいのならば軍事費を増やせばいいだけの話で別に憲法とは何の関係もないように思えるし、そもそもにして今後の世界情勢が軍事的に緊迫していくとも思えない。日本人で日本の軍事力が問題と考えている人はわずかで、そんなことよりも国家としての基礎体力が(国家の基礎体力というのは相対的な問題であるけれども)急激に低下しつつあることの方が問題と考える人が大半だろう。国家としての体力が無いならば、どんなすばらしい憲法があったとしても絵に描いた餅である。今の日本で憲法改正を議論することは、一生懸命に餅の絵を描くようなものなのではないだろうか。そして、このような世間の見方が「こんなことも分からないのか」という改憲派に対する冷笑につながっていると思う。