グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

毎日ブログを書く方法

ブログをやっていて不思議に思う事がある。

それは、ブログというのはなぜか、ある一定以上の量を書かないといけないような気がしてしようがない、という事だ。

別にブログの記事は絶対に何文字以上書かないといけない、とか、そのような決まりはどこにもないのだが、短いブログのエントリーを書くのはとても気まずい。

はてなだと記事の編集画面に文字数がでるので、特にそうだ。

僕の場合だと、1,000文字以下の記事をアップロードするのはかなり抵抗を感じる。

まあ、大抵の場合は書いているうちに1,000文字くらいにはなるので特に問題はないけれども、たまに7,00文字くらいで記事がまとまってしまう時があると、これをそのまま投稿してしまうかどうかどうしても躊躇してしまう。

別に7,00文字だからといって記事のレベルが他の記事よりもつまらないというわけではないはずなのだが、このブログを始めてから相当経ってもこの抵抗感というのはなくならない。

 

はてなでも匿名ダイアリーだとそういう事はない。

匿名ダイアリーでは4行程度の記事というのはいくらでもあり、しかも内容によってはそれが結構な注目をあつめてブックマークが何十、あるいは何百もついたりする。

まあ、匿名ダイアリーというのは本質的には匿名SNSなので4行のエントリーを書いても何の問題もないのだが(はてなブログは書き手にidとハンドルネームがあるという意味で匿名ではない)、しかしはてなブログでも匿名ダイアリーと同じような感覚でエントリーを書けないものだろうか?

ある一定以上の文字数を書かないといけない、という制限があるとすると、ブログというのは何でも書けるようでいて実際はそうではない。

もし4行くらいで書きたいものはブログでは書けない、という事だと、それは何でも書けるという事にならない。

はてなブックマークのコメントの最大文字数が100文字で、ツイッターの1ツイートの最大文字数が140文字だから、4行というのは結構あるし、ある意味大抵の事は4行くらいで言える。

4行を4ブクマ、あるいはツイート4つ分と考えてみたら、それだけでコンテンツとして成り立っていると考えていいし、しかも今はスマートフォン経由でのアクセスのほうが多いわけだから、ブクマ4つ分、ツイート4つ分のコンテンツを書いても誰も文句をいわないだろう。

 

ブログの記事を書くのは大変と言われるけれども、ある意味ブログの記事を書くのはとても簡単で、すごい簡単に書けるようなものを書けばよい。

たとえば夜に予定が立て込んでいてブログを更新するヒマがないとしたら、朝メシなり昼メシの写真をアップロードして、そこにブクマ4つ分なりツイート4つ分、思った事なり感想でも書けばよい。

食事全部だとかえって記事にしにくいので、飲み物だけとかデザートだけとか、なにか単品について書けば記事にしやすいと思う。

うまかった、まずかった、値段が高い、値段が安い、飲み食いした飲食料に関する思い出、次は何を食いたいか、食いものに関係ない今後の予定、など、書ける事はいろいろあるはずで、一度エントリーを書き始めたら何かしら書くことが出てくるものだ。

画像というのは情報量が多いので、文字数が少なくても気にすることはないし、それに人間は誰でも毎日メシを食っているから理屈の上では簡単に書ける。

まあメシの話はあくまでたとえ話だけども、他にもインスタグラムみたいな感覚でブログに書けるような事はいくらでもある。

芸能関係のブログなんてそんなブログばかりだ。

 

思うに、毎日ブログを書くためにはブログに書くことの範囲を広げることと、記事の長さに関する思い込みをなくする事が重要なのではないだろうか。

たとえば、普段は政治の話ばかりをしているブログで食い物の話とか飲み物の話もするようにすれば、ブログを書くのはその分楽になるわけで、そういう風に普段扱わないテーマを書くようにしていけばブログを書くのはどんどん楽になる。

その際に文字数を一切気にしないように出来ればなお良い。

情報の価値というものは文字数とは全く関係がないので、10,000文字の記事でも情報として全く何らの価値もないこともある一方、スマートフォンで適当に撮った画像に4行くらいの感想を書いたようなエントリーがものすごい価値を持つことがある。

ブロガーがブログを書く時にはまだ、これまでの出版物で使われてきた形式に縛られている所がある。

エッセイを書くには原稿用紙3枚1,200文字とか、そんな感じだ。

しかし、ブログのいい所は、どんな長いものでも、あるいはどんな短いものでも、どんな長さのエントリーでも書けるという所にあるのではなかったか?

「毎日ブログを書く方法」とかいいながら僕自身は毎日ブログを書いていないし、別に毎日ブログを書けるようになりたいと思っているわけではないが、毎日ブログを書くか書かないかはともかく、ブログを続けるにはブログの良さというのはなんなのか、という事を考える事が重要だと思う。

僕も、これからは1,000文字以下のエントリーも出来るだけ積極的に書いていこうと思う。

電子出版した本

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

 

多分、世界で一番簡単なプログラミングの入門書です。プログラミングの入門書というのは文法が分かるだけで、プログラムをするというのはどういう事なのかさっぱりわからないものがほとんどですが、この本はHTMLファイルの生成、3Dアニメーション、楕円軌道の計算、 LISPコンパイラ(というよりLISPプログラムをPostScriptに変換するトランスレーター)、LZハフマン圧縮までやります。これを読めばゼロから初めて、実際に意味のあるプログラムをどうやって作っていけばいいかまで分かると思います。外部ライブラリーは使っていません。

世間は英語英語と煽りまくりですけれども、じゃあ具体的に英語をどうするのか?というと情報がぜんぜんないんですよね。なんだかやたら非効率だったり、全然意味のない精神論が多いです。この本には僕が英語を勉強した時の方法が全部書いてあります。この本の情報だけで、読む・書く・聞く・話すは一通り出来るようになると思います。