グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

戦後を始めたい人々

「日本は植民地主義を乗り越えるチャンス」…'日韓通'の韓国市民運動家が見る日韓の葛藤

https://news.yahoo.co.jp/byline/seodaegyo/20190814-00138415/

なんで韓国がああいう症状を呈しているかというと理想的な戦後を始めたいからだと思う。理想的な戦後とはどういうものか?というと、韓国人に対して日本人が土下座をして謝罪し、韓国人関係者とその遺族に未来永劫巨額の賠償を行い、日本の至るところに「加害の歴史」を記念する資料館などを建設する一方で自ら海外に「加害の歴史」を発信する、みたいなものだ。過去の韓国は弱国であったから(だから、韓国の歴史はあのようなものだったわけである)このような戦後を実現することはできなかった。今では韓国人は大抵のことに不自由しないだけのカネがあるし、英語をペラペラ話す活動家もいる。世の中で流行している政治思潮はネオリベで、海外のネオリベメディアだって韓国の見方をしてくれるはずだ。理想の戦後を始めるなら今だ!ということなのだろうが、韓国にこのような戦後を実現するための力があるかというと疑わしい。表面的な経済指標はともかくとして、国家の基礎体力を比べると日本と韓国ではとんでもない差がある。この差がある以上、理想の戦後なんて始まるわけがない。しかも韓国は戦勝国でもなんでもないのだから、理想の戦後が始まる前に戦後は終わることになるだろう。