グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

総理大臣

総理大臣が変わって1年ほどになるが、現職の総理大臣も変更される運びとなった。そのこと自体はよくあることで特に異常なわけではないが、なんで総理大臣が現職の総理大臣に変更になったのかを考えると色々と分からない。政権が交代するわけでもないのに総理大臣が変更されるのは、そうしなければ選挙で負けるからである。選挙で負けては政策も何もない。だから自民党こと自由民主党の「総裁」になるのは次の選挙で勝てると考えられる人なわけで、このことは現職の総理大臣もよくよく分かっていたはずだ。それなのに、現職の総理大臣は次の選挙に勝つべく「人気」を向上させることにはもう、全くの無関心であるように見えた。かといって、そういう無関心が立派な政治家である証拠だということで、不人気短命に終わってもよい、という覚悟があったようにも見られない。要するに総理大臣にも「総裁」にも向いていなかったということなのだろうが、なかなか地位が人を作る、とはならないものなんだなあ、と思う。