グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

自分を振り返って分かる読者を増やす事の難しさ

ブログというのはいろいろな読まれ方をされるけれども、まず多いのが検索からの流入である。いや、多いというのは割合の話で、このブログの検索からの流入などは本当に微々たるものだけれども、とりあえず毎日毎日、検索から人が来るわけである。

これらの人は大抵、通り過ぎるだけで記事を読んだらそのままどこかに行ってしまう。ブログだってこれと同じで、検索から来た人がまたブログに来るということはあまりない。もちろんアナリティクスなどをみると意外に多くの人が再訪した人だったりするが、とにかくこれらの人はいずれどこかに去る。来る人と去る人の数が同じなので、ブログの読者はいつまでも変わらない。

はてなブックマークを使っても読者数は全く変わらなかった。たしかにブクマが30とか40付けば数百のアクセスがあるけれども、じゃあ「バズ」の前と後で何が変わるか、というと何も変わらないのである。

これはまあ、当然といえば当然かもしれない。僕だって何かブログの記事を読んだら普通はそれっきりで、そのブログをブックマークにいれて定期的に読み始めるなんてことはそれほどない。このブログは僕が面白いとか重要だと思った事を書いているので、僕と感覚が似ている人は面白く読めると思うのだが、そのような人は非常に少ないだろうというのはアクセス数が示している通りである。その少ない人に存在を認識してもらえるほどに僕のブログのアクセス数は多くない。

これと関連して思うのは、過去記事の読まれ方についてである。過去記事というのは本当に読まれない。僕の経験でも、たとえば過去記事にブックマークがつくというのは本当にめったにない。

しかし、考えてみたら僕もいろいろブログを読んできた中で、過去記事を全部よんだブログはそんなにない。いままで何千ものエントリーを読んでいるはずだけど、過去記事を全部読んだブログとなるとほとんど数える事ができるくらいだ。だから、過去記事を読む読者が稀なのも当然と言える。自分だってそうなのだから。

そういうわけで、読者を増やすというのはなかなか大変そうが、その一方で、読者がどんどん増えているようなブログなどいくらでもある。正直、僕は自分のブログと読者がどんどん増えるブログとではどう違いがあるのか良く分からない。いや、違いがあるのは分かるがその違いが本質的なものなのかが分からない。しかしなにか重要な違いがあるのでアクセス数に差があるのだろう。

他人もやっている事は自分もやっている、という観点も取り入れつつ、ブログのアクセス数がどう決まっていくかについてはもう少し考えてみたい。