グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

カズ落選

少し前、テレビで「カズ」が、北澤とワールドカップの合宿で落選したことについて話していた。それを見て思ったのは、カズが落選したのは他の選手と比べてライフスタイルがすこし違っていたからかもしれないと思った。海外でプロサッカー選手としてのキャリアをスタートさせたカズはちょっと私生活が派手すぎた。遊びもサッカーも一生懸命がんばる、みたいなことはいうものの、日本では「結果」だけを出していればいい、というスタンスよりは、私生活でもスポーツのことにしか興味ない、みたいなタイプの評価がどうしても高くなる。もちろん、「プロフェッショナル」としてカズはストイックにサッカーに取り組んでいたのだが、やはり日本的なストイシズムとか美意識というものがどうしてもあるものだから、ベテランなのにハンチングなんてかぶって!ということになったのではないだろうか。でも、当時の日本代表がワールドカップで優勝する確率なんて巨大隕石が地球に衝突するより少し高いくらいだったのだから、カズにも出場の機会があったほうが自然だっただろうし、そうでなければ代表に招集しなければいいわけで、この点はストーリーのシナリオライターであった岡田監督は分かってなかったと思う。

わけのわからない米IT企業の脅威論

GAFA脅威論の死角と蹉跌

https://note.mu/masanork/n/nc2c02783947

たしかに例の4つの企業がやっている営利活動は、IBMとかAT&Tとか、それらの企業の日本版の企業には全く思いつかないサービスだ。生活密着型のITビジネスとはよくいったものだと思う。しかしながら、ではこれらGAFAとか言われている連中のサービスがそんなにすばらしいものであるのかというと、全然だめとはいわないが正直大して素晴らしいものでもないと思う。このような認識がネットでは一向に見当たらないのは何でなのだろうと個人的には長年の謎なのだが、ともかく僕はこれらの連中が、世界を乗っ取る意欲と能力を持ち合わせているようにはとても見えない。単にしばらくは儲かるんだろうな、くらいにしか思わない。それらは、もっとマシなものに置き換えられるべき何かである。

東京オリンピックの「ボランティア」とカネと前向きな生き方

去年、東京オリンピックの予算が足りないからと大学生のボランティアを大量動員して何とかする、みたいな話を聞いたとき、僕はそんなものに応募する学生なんているのかよ、と思った。2年後、自分がどのような状況で生きているのか分かっている人なんて一人もいないし、欧米諸国の通例とはちがって宿泊費なども自分持ちというではないか。こんな金儲けスキームを回している連中は本当に無能なんだろうな、そもそもこの時期に東京にオリンピックを招致すること自体がものすごくセンスが悪いんだけど、なんて僕も世間も思っていた。しかし、考えてみたら、こういうボランティアができるのは金持ちだけだ。間接的に親から資金を援助してもらわないとボランティアはできない。いや、間接的どころか、中にはボランティアするからお金ちょうだい!なんていう学生もいるかもしれない。んで、ボランティアしたらどうなるか?「東京オリンピックのボランティアしてたときに、こういう事があってね、ああいう事があってね・・素晴らしい経験だった」とか、あとで言うことができる。「今の時期に東京オリンピックをやるなんてセンスが悪い。どうせ上級国民の金儲けスキームの一環なんだろう」みたいなことを言っている僕などどは偉い違いだ。つまり、ボランティアというとわかりにくいが、前向きな自分、というキャラをカネで買っているのだ。そして、東京オリンピックのボランティアをするような人は実際、どんどん前向きな人になっていく。そういう風にしていろいろと差が付いていくのだろうなあ、となんとなく思った。

Elements of Style

 

ダサい英語しか書けない人はこの本を読むといい→多くの人がポチった結果Amazonの売り上げランキング上位に入り著者喜ぶ「これがTwitter効果か」

https://togetter.com/li/1344039

英語学習者ならば誰でも知っているElements of Styleだが、僕は読んだことがない。基本的にイギリス人が書いた本ばかり読んできたというのもあるし、このようなノウハウ本は結局は対症療法で本質的な解決にはならないように思う。しかし、Elements of Styleが70ページの本であることは注目に値する。70ページの本なんて見たこともないが、英作文の基本的なことは70ページあれば全て説明可能なのである。70ページ読めばすむのならば読者は楽だし、70ページですむものを水増しされると読者は迷惑する。一方、最近出版された同じタイトルの本はというと、こちらは270ページあり、文法など500ものルールが説明されているという。それなりに意欲的に書かれたいい本なのかもしれないが、ここ100年に起きた出版界の堕落を見るようにも思う。

モノクロ写真とQV10写真

https://dailyportalz.jp/kiji/photo_like_early_heisei

モノクロ写真だと日常がまったく異なって見えるように、QV10で撮影した東京は普段見慣れた東京とは全く違った世界である。320*240、25万画素に映る映像にはとんでもない未来感があって、何もかもが新しい。モノクロ写真が芸術として成り立つように、これらのレトロなデジタルカメラで映した写真は芸術として成り立つと思う。

IQ180の世界

https://note.mu/lifeisbeautiful/n/n02257a068fd7

noteの無料部分にある解の他に、2つの円の上に接するでかい円が一つ、2つの円の下に接するでかい円が一つ、2つの円の間を通るでかい円が2つある。はてなブックマークに上がっていたものだが、興味深い。確かにこれをヒントなして解答できる人は少ないだろう。解が8個というヒントありだと十分か十五分位あれば分かるような気がするが、ヒントなしだと全部の解を見つけるまでどれくらいかかるか分からない。僕は基本的には知能テストみたいなパズルが苦手というか、瞬間的に、しかも正確に三角形の数を数えるみたいなものが苦手なので自分のIQは100位だと思っていた。タイトルにはIQ130とあるけど、ヒントなしで正解した人はゼロでヒントありだと2人だと言うからとりあえず僕のIQは130くらいのもんなんだろうか?IQなんかどうでもいいが、これをヒントなしであっさりと8個の解を見つけてしまう人がIQ180とかなのだろうなあ、と思った。

なんでミルクチョコレートは気違いじみた甘さのものばかりなんだろう

それにしても、なんでミルクチョコレートはあんなに気違いじみた甘さのものばかりなのか?甘さ控えめのミルクチョコレートだって一つや二つあってもいいはずだが、これまでそんなチョコレートなど見たことがない。チョコレートといえばなぜか、甘いチョコレートならばミルクチョコレート、甘さ控えめのチョコレートならブラックチョコレートという、考えてみたら何の合理的な理由もないように思える二分類となっている。それとも、甘くないミルクチョコレートがないのには特別な理由があるのだろうか?