グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

大麻はがんにどれくらい効くか?心と免疫

先日記事に書いた通り、大麻をやるとがんが良くなるというのは本当の話なんだと思う。

大麻はがんに効くらしい - グローバル引きこもりブログ

なんで大麻でがんが良くなるかというと、それは大麻に含まれる成分にがん細胞に作用するものがあるからなんだろうけれども、案外大麻の精神に及ぼす作用も関係あるのではないだろうかと僕は考えている。

もちろん、大麻というのは品種が何千種類も品種があって、それぞれの品種によって含まれる成分というのは全然違うらしいから、精神に作用するような成分がたくさんある品種もあればそれほど含まない品種もあるだろう。実は大麻の成分でがんに有効なものは400種類くらいあると言われていて、そのなかには酩酊作用に関係するものもあれば、全然精神に影響を及ぼさないものもある(もしかしたら、このがんにはこの品種が効いてこのがんにはこの品種がいいらしい、みたいなのもあるのかもしれない)

実際に大麻の成分でそういう副作用?がないものを抽出したものでも効くらしいのだが、しかし大麻の成分が全部入っているもののほうがもっと効果がありそうな気がする。

心と免疫

大麻ががんに効くメカニズムは従来の抗がん剤とはぜんぜん違うものだろうが、しかし誰にでも分かる他の抗がん剤との違いは、大麻が精神に作用するという働きがあるという所だろう。

実はがんと患者の精神の在り方というのは普通の人が思っている以上に関連があるらしい。がんというのはようするに人間の免疫システムの異常とも言えるけれども、この免疫の機能が精神状態で大きく変わるらしいのだ。一見病気と精神状態なんて何の関係もないように思えるけれども「病は気から」というのは本当の話で、精神状態が良ければ病気は良くなり、悪くなれば悪化する。

これはがん患者においても例外ではなくて、以前本で読んだ話だけれども、患者の精神状態で病状の経過に大きな違いが出てくるということだった。あなたはxxがんなので余命はあとy年ですよ、みたいな事を言われても平然としている人のがんが進行せずに何年たっても一向に亡くならない、というのは割とよくある話らしい。

その本では、どのようながんの患者かによって気質に傾向が見られる、という事も書いてあった。神経質な人はこういうがんになりやすい、とか、そういう事だ。ここまでくると本当かな、と思うけれども、これもいかにがんと精神というものが関連しているか、ということを示す一例なのかもしれない。

ここで気になるのは、もしがんの治療を目的で大麻をやるとしたら、その精神に与える影響というのはがんの治療にどのような影響を及ぼすのだろうか?ということだ。

がんと「闘う」というのは精神に相当悪いような気がする。それは身体的な苦痛も大変なものがあるだろうが、なによりもがん患者というのは死の恐怖で押しつぶされるような思いをしている人も多いわけで、がんになると身体的な苦痛の上に精神的な苦痛まであるのだ。

もちろんがんになったからといって100%死ぬと決まっているわけではないけれども(まあ予後が非常に悪いがんの場合はそうでもないだろうが)、がんというのは得るものは大したことがないのに失うものは大きいというのが普通なわけで、がんになるというのはとにかく気が滅入ることである。

大麻によるがんの治療というのはがん患者の精神の問題にも同時に取り組めるという意味でも画期的であるような気がする。なにかものすごくつらくなったり、恐怖で押しつぶされそうになった時は大麻をやればいいや、となれば療養生活も相当に楽になるだろうし、病気の経過にもよい影響があるのは間違いない。

ちなみに、個人的には末期のがん患者が大麻よりもっと強力な精神作用をもつやつ(覚醒剤とかLSDなど)をやったらどうなるのかに興味がある。どうせ死ぬのだからLSDくらいやっても問題ないような気がするのだが・・。

(というか、大麻ががんにどれくらい効くかという説明がぜんぜんないな)。

電子出版した本

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

 

 多分、世界で一番簡単なプログラミングの入門書です。プログラミングの入門書というのは文法が分かるだけで、プログラムをするというのはどういう事なのかさっぱりわからないものがほとんどですが、この本はゼロから初めてHTMLファイルの生成、3Dアニメーション、楕円軌道の計算、 LISPコンパイラ(というよりLISPプログラムをPostScriptに変換するトランスレーター)、LZハフマン圧縮までやります。これを読めばゼロから初めて、実際に意味のあるプログラムをどうやって作っていけばいいかまで分かると思います。外部ライブラリーは使っていません。

 世間は英語英語と煽りまくりですけれども、じゃあ具体的に英語をどうするのか?というと情報がぜんぜんないんですよね。なんだかやたら非効率だったり、全然意味のない精神論が多いです。この本には僕が英語を勉強した時の方法が全部書いてあります。この本の情報だけで、読む・書く・聞く・話すは一通り出来るようになると思います。