グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

やりがい

これからの経団連は、あるべき経営の方針として「やりがい」を重視するらしい。これまでの日本企業はやりがいを軽視していた、だから日本企業はダメなのだ!という、経団連からのありがたいお告げなのだろう。たしかに日本の組織には、まともな思考力をもつ人間ならば全くやりがいを感じないような意味のない仕事が多すぎる、とされてきた。これらのやりがいのない仕事が全部なくなれば、企業活動は活性化するだろうし、社員も楽して同じ、あるいはそれ以上の賃金を手にするはずである。しかし、やりがいを作るには知恵がいる。足らぬ足らぬは工夫が足らぬ、と標語は言うが、そもそもにして知恵があるならばこんな標語は言われない。経団連的大企業に十分な知恵の持ち合わせはあるだろうか?