グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

映画の料金

映画の料金が1,800円から1,900円に値上げとなるらしい。1,900円というと相当な金額だ。1,900円の料理、1,900円の本、何でもいいが、具体的に1,900円で何が買えるかを考えてみると、1,900円という金額の大きさに改めて驚く。ともかく二時間くらいのあいだ暗闇の中で大画面の映像と大音響に没頭することにカネには換算できない価値があると考える人が世の中にはたくさんいる、ということだ。案外、映画館で映画を見るという楽しみには散財の楽しみが相当の割合を占めるのかもしれない。映画というものは本当に純粋な体験で映画を見た後には何も残らない。何も残らないものが1,900円で、しかも気楽に買えるところに映画のしぶとい人気があるのかもしれない。長期的には映画もサブスクリプションになると思うのだが、今の状況からみるとサブスクリプションに移行するのはもう少し先になるのではないか、と思う。