グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

玉木さんは憲法を変更できるか?

国民民主党の玉木さんが改憲に協力する、と発言したのは驚いた。というのは、国民民主党議席は野党間での選挙協力があってこそ得られたもので同じ議席でも維新の議席とは意味が違う。いくら本より改憲を主張していたとしても、選挙が終わってすぐに改憲に協力すると発言するのは非常識としか言いようがないと思うが、それはそれとして、一部では、国民民主党改憲に賛成なので憲法は変更されるだろう、という向きもある。果たして玉木さんは憲法を変更できるのだろうか?やはり難しいのではないかと思う。まず、国民民主党には憲法変更に関して自民党に協力することに反対する人がいるわけだが、これらの議員を玉木さんが説得できるかというととても無理だと思う。現に、生まれ変わった!とかいいながら、この協力するという発言が大騒ぎになると一気におとなしくなってしまった。だいたい、自民と維新合わせて例の3分の2に僅かに足りないというならばまだ変更の可能性もありうるだろうが、この3分の2は公明党の存在があって初めて成り立つものだから改憲勢力が3分の2と言っていいのかもわからない。さらには全日本国民が待望する消費税10%というビッグイベントが待っているわけで、東京五輪なんかも、本質的に、すべてよし!とはならないようなイベントである。これらの負担がありながら改憲の機運が盛んになるようにも思われない。まあ、もと民主党議員でも今は自民党にいる議員もいるわけだから数を揃えるのは不可能ではないのだろう。しかし、改憲というのはある意味、究極の信任投票である。憲法が変更されるほど自民党は信任されていないと思う。