グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

家電量販店の変化

こないだ家電量販店に行って思ったんだけれども、最近、何かを見ているときに販売員から声をかけられることがなくなった気がする。やはりこれだけネットが普及するとそんなことをしてもたいして変化がない、ということなんだろうか。ネットが普及して、大型家電量販店は成り立たなくなるのではないか?とずいぶん前からいわれてきた。僕は大型家電量販店がなくなることはないと思う。公共交通機関がいくら発達しようと自家用車がなくならないように、テレビが必要になったら車で何店か家電量販店をまわって適当なものを探すのがいちばん効率的だし、実際に僕の住んでいるエリアでは新しい量販店ができることはあっても閉店は全然ない。しかし、ネットの影響で(さらにいえばネットの影響を受けた新しい世代の出現で)家電量販店のあり方は変わってくるだろう。案外、将来の家電量販店の販売員は、家電が大好きで給料の大半を家電につぎ込むような家電マニアみたいなのばかりを集めた少数先鋭になって、必要ならば客は呼び出しボタンかなんかで販売員を呼び出す、みたいな感じになってくるかもしれない。そうすれば販売員一人当たりの取り分は増えるし、取り分が増えると販売員はその資金で情報を収集するから店のレベルは向上するはずだ。アマゾンを見てもわかるとおり、何だかんだいって実店舗があるのは強い。ネットがあるために家電量販店はさらにパワーアップするだろう、と僕は予想する。